小学生(低学年)向けの中学受験おすすめ教材-国語(2-1)

今回は「漢字」に関するお薦め教材をご紹介します。
中学受験に向けて、できるだけ早いうちに漢字をマスターする必要があります。
早くマスターするということは、すくなくとも、小学6までの漢字を、小学3年ごろまでにマスターしていくということです。
この際、一番注意を要するのは、誤った「書き順」を覚えてしまうことです。また、学年が上がるにつれて、画数の多い漢字が増えてくるので、漢字の輪郭も意識していかないと、形の悪い漢字を書く癖がついてしまいます。
この点を考慮して作られたお薦めの教材が、
「漢字練習ノート 小学1年生~小学6年生」 (下村式 となえて書く 漢字ドリル 新版) (偕成社)です。
この本の特徴は、
①著者の下村昇氏が考案した、「口唱法」で、書き順をとなえながら、漢字の書き方を練習することで、
ひたすら黙って書くよりも正しい書き順が身に付きやすいこと。
②書くスペースが大きいので形を意識しながらできるだけきれいな字を書く練習ができること。
③すべての漢字について、その成り立ちが絵で示されているので、漢字のおおもとの意味や組み立てがわかる といったことがあげられます。
漢字練習に取り組むにあたり、各学年ごとに、まずこの本を2冊ずつ繰り返すしたあとに、次にご紹介する問題集あるいはドリルに取り組むようにすれば、系統だった漢字練習ができるので効果的です。