小学生（高学年）向けの中学受験おすすめ教材－算数（５）

前回「中学受験　要点ランク順」の理科の3冊をご紹介しましたが、
「中学受験　要点ランク順」シリーズの特徴は、中学受験に必要な要点を
網羅しているという点にあります。
すなわち、「ミニ参考書」という特徴があり、
基礎事項をおさらいしようというレベルの人にはうってつけの教材です。
ところが、逆に、標準レベル以上の人が、知識の確認をするための教材としては
すこし物足りないところがあります。
そのニーズにふさわしいのが「中学受験　ズバピタシリーズ」です。
別のシリーズとして、「中学入試　出る順　ポケでるシリーズ」もあるのですが、
算数・理科・社会および国語の「文法・敬語」については
「ズバピタ」シリーズがお薦めで、
「漢字・熟語」「四字熟語　反対語・類義語」「慣用句　ことわざ」については
「ポケでるシリーズ]がお薦めです。
今回は、ご紹介するのは、算数に関する下記の３冊の「ズバピタ」シリーズです。
中学受験ズバピタ算数文章題新装版
 中学受験ズバピタ算数図形新装版
 中学受験ズバピタ算数数の規則性・場合の数新装版
この3冊については、いずれも見開き2ページの構成になっており、
左のページで、「要点ズバリ」とその解説である「コーチ」でポイントを理解させ、
右のページで要点に関連した例題とその解説を掲載しています。
この3冊で入試によく出題されるポイントはほぼ網羅されていますので、
標準レベル以上の実力のあるお子様にとって、
通塾の行き帰り等の短い時間を利用した復習に最適です。

また、それに加えて、
中学受験ズバピタ算数式で解く文章題新装版
 中学受験ズバピタ算数図で解く文章題　新装版
の2冊は、
「文章題」にテーマを絞って、その解法を、
「式を用いる方が解きやすいもの」
「図を用いる方が解きやすいもの」と2つに分類し、
前述の「文章題」の教材より少し深く解説がされているので、
まず上記で解説した3冊を終えた方には、レベルアップのためにお薦めです。