小学生(高学年)向けの中学受験おすすめ教材-国語(5)

前回に引き続き、国語の読解問題の中でも苦手な人が多い「記述問題」対策について
検討してみます。
最近は大人、子供にかかわらず、意思伝達の手段として、電話で済ますか
あるいはスマートホンなどのメールで済ましてしまうことが多いため、
まとまった文章を書く機会が少なくなっています。
それゆえ、たとえば夏休みの宿題で読書感想文を書かなければならない時や、
日記をつけなければならないとき、すべて後回しにしてしまいます。
つまり、ふだんから文を書くことになじんでいないため、「国語力」が養われず、
いざ作文の課題が出されたときに書こうとする意欲が出てこないわけです。
国語の読解問題でも同じことが起こります。「記述問題」はすべて後回しになり、
時間が足らなくなればあきらめて白紙で提出ということが多くなります。
したがって、これを解決するためには、ふだんから、ある程度作文力を養う必要があります。
これは、「記述問題」だけではなく、たとえば最近注目されている
「公立中高一貫校」の受験対策やひいては大学受験の「小論文」対策の基礎になるからです。
しかし、単に自分で毎日文を書いたからと言って、それが正しく書けているのかどうか
判断できませんし、学校で自分の書いた文章をすべて添削してもらうのも、
むずかしいように思われます。
そのような方にお薦めするのが、
小学生の作文通信教育講座「ブンブンどりむ」
です。
この講座は、ベストセラー『声に出して読みたい日本語』の齋藤孝先生(明治大学教授)が
監修された、小学生全般を対象にした作文通信教育講座で、
「作文力」を伸ばすことにより読解力、思考力といった「国語の総合力」を身につけることを
目標にしています。
「作文力」は一朝一夕には養えません。文章題を読み解く読解力・思考力・表現力を
養うための一つの方法として、このような作文通信教育講座を検討されてはいかがでしょうか。